信用情報機関のクレジットヒストリーを元にしたクレジットスコア

クレジットスコアという点数制度がアメリカにはあり、一般的に普及しています。

クレジットカード審査 タイトル

クレジットカード審査の基本

クレジットカードを申し込んだ際の審査とその基礎知識について。

クレジットスコアってなに?

クレジットカードの審査では、申込み者の勤務先や勤務年数、住居の形態や家族構成など、様々な項目を元にスコアリングをし、信用に足る人物かどうかを判断します。

一般的には、それぞれに属性に対して最低点は1点、最高は20点として点数をつけ、合計点で評価をします。

これらのスコアリングは、あくまでカード会社の内部でのスコアで、一般社会で使われることはありません。

しかし、カード先進国アメリカでは、社内スコアの他に一般社会で使われる「クレジットスコア」というものがあります。これは、個人信用情報機関などに登録されている情報を加工したもので、金融機関ではもちろん、様々な場面で信用を判断される際に使われています。

日本でのクレジットスコア

アメリカでは、クレジットスコアというのは一般的に普及し、ローンやクレジットカードの申込みの際に利用されるだけでなく、場合によっては学校への入学や就職などにも影響を及ぼすほどになっています。

しかし、現在のところ日本では、まだ一般化されていません。しかし、貸金業法の改正によって、政府によって個人信用情報機関が指定され、基本的に信用情報は一本化されました。

信用情報の一本化というのは、もともとの目的としては多重債務者を増やさないことでした。実際に信用情報が一本化されて、多重債務者が減りました。しかし、その一方で、信用情報がまとまるということは、その情報を利用したクレジットスコアがつくられやすい状況にもなったというわけです。

貸金業法が改正される以前は、銀行、信販会社、消費者金融会社などが業態ごとにバラバラに個人信用情報を管理し、利用されてきました。そのため、銀行系のカードで延滞をしても信販会社のカードを持つことができたりしていたわけです。

しかし、情報が一つにまとまることで、その様な抜け道がふさがれただけでなく、クレジットカードを利用する人、つまり個人信用情報に登録されている人の情報が、「点数」として加工され、それを利用される様になる可能性があるのです。

アメリカでのクレジットスコアの状況

アメリカでは、クレジットスコアというものは一般的に普及し、売買される状況になっています。企業は就職や不動産の鑑定の時などにクレジットスコアを利用して、その情報も参考にしています。

つまり、クレジットスコアが高ければ、ローンを組む際にも低金利でローンを組むことができ、いい会社に就職することもできるという社会になっているわけです。その一方、クレジットスコアが低い場合は金利が高くなり、住宅ローンもなかなか組めない、就職の際も不利ということになっているのです。

アメリカでは、信用情報が一本化されることによって、その情報を元につくられたクレジットスコアにより、借り入れができるかどうか、そしてその金利までもが決められてしまう社会になっています。そして、場合によっては就職や転居などにも影響を与えてしまうのです。

もちろん、現在の日本ではまだその様な状況には至っていません。しかし、情報の一本化はほぼ完了しています。そこから一歩進んで、クレジットスコアというものが生まれ、そしてそれを元に個人個人の信用に点数をつけられる時代というものはすぐ近くまで来ているのかもしれません。